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記述式答案用紙の開示請求が簡単になった


 2年以上前に答案用紙の開示請求されたことがある方はご存知だと思いますが、結構面倒くさかったんです。

 まさに、↓の流れ

 http://www.moj.go.jp/content/000116612.pdf


 一度、開示請求をして、開示決定が郵送されてきた後、開示の実施申し出をして、その後やっと答案用紙が送られてくる、という流れでした。

 私が2年前に開示請求をしたときは、開示請求→開示決定までに40日近く、開示の実施申し出から実際に郵送されるまで1週間程度と、2度の手間と50日近い期間がかかりました。

 その後は面倒で請求しませんでした。


 今回は、辰巳さんで合格者の答案用紙を募集していまして、応募すると認定考査の過去問と図書券をいただけるということなので、そのために答案を取り寄せることにしました。
 認定考査の過去問は単独では売っていないみたいなので、図書券よりも過去問目的です。
 

 2年前の経験があるので、手間と時間は覚悟して臨んだのですが、その戦いはあっけなく幕を閉じることになりました。


 2週間ほど前に請求しましたが(開示請求)、2日前に封筒が返送されてきました。

 2年前だと、この封筒に開示の実施申出書が入っていて、記入した上で返送する必要があったのですが、今回は驚いたことに、開示決定書と一緒に、目当ての答案用紙が同封されていました!

 最初、何が起こったかわからないくらいにびっくりしてしまいました。


 もしかして、あちらさんが間違った?とかも想像したのですが、少し考えて、手続きを簡素化したのだろうと、得心するに至りました。

 期間も2週間程度で返送されてきたので、全体的にオペレーションを見直したのだと。
 開示決定も原則30日以内、と記されていますのでもしかしたら法改正があったのかも。

 そもそも、こんな自分の書いた答案用紙ごときのコピーをもらうのに、手続きが面倒くさすぎたんですよね。こちらもそうですが、法務省側にとっても。

 法務省もいろいろ検討して、実を取ったのかな、と思います。


 私のように面倒くさがりで請求していない方がいれば、この機会に請求してみてはいかがでしょうか。

 なお、かかる費用は、

印紙  300円
切手  82円+82円
住民票 300円~400円
封筒代 

私の場合で、計864円+封筒代です。


一応、開示請求の流れも記します。

(注)
・郵送請求限定の内容です。
・平成29年10月時点の内容ですので、請求される際は念のため法務省の該当ページを確認してください。

1 http://www.moj.go.jp/hisho/bunsho/hisho02_00006.html
 ここの、「4 開示,訂正,利用停止請求書」のところから、請求書をダウンロード&編集&プリントアウト。
 編集できない方は、プリントアウトしてから手書きでご記入ください。

2 記入例をご覧ください

   開示請求書 記入例

 ※私が作成したものです。
 ※収入印紙貼り付けを忘れずに

3 添付書類
 ・免許証等の本人確認書類
 ・発行後30日以内の住民票写し(コピー不可)・・・郵送請求の場合は必ず必要のようです。
 ・返送用封筒(請求者の住所・名前を記入、82円切手貼り付けの上)

4 これらを封筒に入れて、82円(または92円)切手貼り付けのうえ、郵送する。
 私の場合、24gでしたので82円でした。
 封筒の裏には、念のため差出人を記す。

 □郵送先
 http://www.moj.go.jp/hisho/bunsho/disclose_disclose99.html

5 後は待つ
 なお、返送用の封筒に貼り付ける切手は82円で大丈夫です。
 切手の下の所に、「差額受取人払い」のハンコが押されてきたので、もし金額が足りなかったら、請求者側が受け取る際に10円払うことになるでしょう(郵便局員はめんどくさいだろうなあ)。

 今回(平成29年10月請求)は、2週間程度で返送されてきました。



 そして、答案の内容を模範解答と見比べました。

 自己分析すると、「書けるところはきっちり書いていた」のが勝因かと。
 不登法はひどいもんだと思っていましたが、それでも7枠中4枠は添付書類含め、まずまず書けていました。
 残り3枠と第1欄(3)が、まあ終わってるんですが、その印象が強すぎて、もう駄目だと思ったんですね。

 枠ごとの減点上限があるというのは、この結果を見ても感じます。

 商登は、もっときっちり書けていたと思っていましたが、こっちは想像以上にやらかしていました。

 まさか代表清算人を書き忘れたとは・・・。
 そして、死んだはずのBを清算人に就任させていました。

 




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総括 : 追加した教材

追加した教材

 私は、デュープロセスや直前チェックが基本だった、ということは前に書いた通りですが、2,3回受けていると、何かが足りない、と感じ始めるものです。
 思考錯誤して取り組んでいればある意味当たり前なのですが、私は基本はテキストの反復だと思いますので、浮気もほどほどに、とは思っています。

 そんな中でも、私が実際に使ってみて、学力アップに効果を感じた教材がありますので、参考までにご紹介したいと思います。


1 司法書士試験 雛形コレクション
  
   司法書士試験 雛形コレクション

     

前にも書きましたが、追加教材の中でこれが一番です。
記述については、それまでブリッジオンリーでやっていましたが、掲載されていない雛形が多い、ということと、単純に雛形を覚えたい時に、ブリッジは不向きであることから、本屋で記述式関連の本を物色しました。

その中でも、雛形、に限定すると、当時選択肢に上るのは、

山本講師の「司法書士 山本浩司のautoma system 試験に出るひながた集
姫野講師の「司法書士 モデルノート 登記申請書集
そして、この雛形コレクション、の3つという感じでした。

まず、姫野講師の本は、数ページ読んで読みにくさを感じてしまい、すぐに選択肢から外れました。単純に雛形暗記用の本ではありません。
私には、ブリッジもあるので、余計なことは書いていない方が良かったというのもあります。

山本講師の本は、結構いろんなところで評価されていると思うのですが、たしかにとても読みやすいです。
悩みましたが、最終的に内容量で、海野講師を選択しました。

この本のいいところは、

①ひな形の種類が多い割に、意外に回しやすい。
 解説のボリュームが少しありますが、1回目に重要な所だけマーカーしておけば、かなりスムーズに回せると思います。

②過去に択一で出題されたマイナー書式が載っている。
 不登法の択一で、テキストに載っていないような登記事項に関するマイナーな出題がありますが、この書式集で一発で記憶に残ります。まあ、出題可能性は低いですが、私はこれで不登法択一への恐怖感が無くなりました。ああ、こうやって申請書にしてみると大した話ではないんだな、と。

③メリハリがある
 必須書式については、問題形式になっており、記憶の定着を図るように作られています。

欲を言えば、申請後の登記記録も載っていれば、と思っていましたが、そうすると膨大なページ数になるでしょうから、しょうがないですね。

なお、法改正がありましたので、買われる際は、中古で安いからと言って旧版買わないようにご注意を。


2 オートマプレミア民法

 山本浩司のautoma system premier 1 民法 I

  山本浩司のautoma system premier 1 民法 I 第2版

 私は、ずっと民法が苦手でした。
 苦手意識は全然ないのに、本試験で点数が取れないという、質の悪い苦手です。

 そこで、2年目~3年目に投入したのがこれです。
 
 お勧め度としては、「中」ぐらい。

 購入目的としては、点につなげられる書籍、ということだったのですが、結果としては、それよりも、テキストで理解の甘かった部分について、理解を補助してくれた面が大きかったです。

 山本講師独特の、言い回し・小問織り交ぜながら、というスタイルです。
 多くの気づきがありました。

 最終的に、ここに書かれていて重要なものは、テキストに情報を集約していったので、最後の年はこの本を開くことはありませんでした。

 なお、同じシリーズの不登法も買いましたが、評価としては同じような感じです。
 私は、用益権の理解がすすみました。

 このシリーズは、無味乾燥な竹下テキストを補助してくれる位置づけ、とも考えられると思います。
 

3 司法書士試験 解法テクニック50

 司法書士試験 解法テクニック50
 
    

 
 この本は、3回目の受験前に購入しました。
 本屋で試し読みしてから購入を決めました。

 みなさんが当然やっているテクニックもあるのですが、そうでないものもあります。
 知っているか知っていないかで差が出そうなものがいくつかあるので、買って損はないと思います。
 推論問題について結構ページ数を割いているので、今の出題状況からすると微妙ではありますが、そこは読み飛ばすなり、再出題の可能性も含め見ておくなり、それぞれ判断すればよいと思います。
 なお、推論についての記述は、山本講師がだしているやつよりも私はしっくりきました。
 

 そして、これを読んだときに、そろそろ語呂合わせとかの覚え方関係の本が出そうだなと思っていたのですが、いまアマゾンを見たらやっぱり出てました。

     

 11月7日発売のようで、中身は見ていませんが、この系の本は、一度見ておく価値があると思います。
 ほんとに、こういうのは、知ってるか知っていないか、ですから。
 私なら、買うか買わないかは別にして、必ず本屋で読んだと思います。

 ちなみに、私は結構力技の語呂合わせを勝手に考えてました。
 
 連帯債務の絶対効 → せいこんこうそう そうめんじー
 
 何の意味もなく、ただ頭文字をとっただけです。
 これだけで、1問取れるんだからすごいですよね。
 
 こういうのがもっと覚えやすく載っていた本があったらよかったのにと思っていました。

 受講されている予備校の講師が教えてくれているのであれば、それで十分ですが。
(竹下講師の講義には、ご想像のとおり、そういうのはありません)


4 SOS! 弱点強化 司法書士 会社法・組織再編とその登記

 SOS! 弱点強化 司法書士 会社法・組織再編とその登記

    

 最後はこれです。

 これは、結果的に私にとっては、しっくり来ない結果となりましたが、そのことをお知らせする意味もあると思いましたので載せました。

 
 私は、3年目に入り、その前年までは結構頭に入っていた組織変更の登記周りが、かなり抜け落ちていたことにあせってしまい、この本を買いました。
 内容自体は、力技の暗記だけに頼ってしまいがちな組織変更を論理的に説明していて、分かりやすいです。単純な暗記に頼らない理解がすすみます。
 でも、この本は、初期の段階で組織変更に苦手意識を持った方が読むといいのかな、と思います。

 私は、買って3回ぐらいは回したのですが、すると、それまでのテキストや自分でまとめたノートを元にした記憶と、この記載内容が干渉してしまい、記憶の邪魔をしていることに気づきます。
 力技で暗記してしまったベースがあるので、そこの記憶と相いれなかったようです。

 このあたりが、追加教材の微妙なところです。

 最終的に、この本にある使える表だけを抜き出して、あとはお蔵入りにさせました。



最後に

 こう振り返ると、案外追加教材が少ないことに気づきました。

 他にも買ったものはあるのですが、あえてお勧めするものでもないので載せてはいません。

 ただ、それを含めても思ったほど多くなく、私はデュープロセス中心にやってきたんだな、と改めて思った次第です。






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総括 : 予備校の誘惑

予備校の誘惑


 今日は、予備校が行う宣伝文句の御し方についてです。
 
 これから受験をしようか迷っている方向けの記事です。



 予備校は慈善団体ではありません。
 営利企業です。

 しかし、これを非難したり、否定するつもりの記事ではないことを最初にお断りしておきます。

  

 端的にいえば、予備校のパンフに掲載されている体験記や宣伝文句は、話半分で見ておいた方が無難です。ということです。

 予備校がその体験記をパンフに載せる理由を考えれば、当たり前の話です。
 受験、そして当校の受講を決断してもらうためにパンフレットを作るわけです。
 合格者には体験記出稿の依頼が来ますが、出稿された中からどれを選ぶかは予備校が決めることです。 

 日曜日は全く勉強しない日と決めていて直前期も同じだった、友達と旅行も行っていて一発で合格した(そんなに根詰めなくてもいいいよって言いたい?)。という体験記を見た記憶があります。

 こういう体験記は本当なんでしょうけど(たぶん)、これぐらいで合格できるのか、と楽観視するのだけはやめた方がいいです。わかっていても、何となく刷り込まれるので気を付けてください。

 こういうノリで勉強を始めると大変です。

 また、LECのパンフレットでは、

「合格者のアンケート結果によると、合格までの受験回数が2~3回の方が多いことが分かります。受験回数が3回以内で合格をされている方が全体の約4割近くを占めています。これは、出題の約8割を占める択一式の知識問題が多いため、勉強の方法さえ間違わなければ短期合格が可能であることを表しています。」

とグラフを交えて宣伝しています。

元ネタ → http://www.lec-jp.com/shoshi/about/shiken_data.html


 しかし、次のように分析した方が確かです。
 
 1回合格は合格者の内3.1%。5回以上かかっている人は約5割です。
 つまり、合格者のうち、97%の人が2回以上は受けており、合格者の半分は5回以上かかります。
 そして、ここが重要ですが、ここには合格できなかった方の数字は全く入っていません。
 96.1%(28年試験)が落ちる試験です。
 ということは、受験者の結果内訳は、こうなります。(端数無視)

 1回目で合格   0.124%
 2回目で合格   0.593%
 3回目で合格   0.718%
 4回目で合格   0.577%
 5回目で合格   0.534%
 6回目以上で合格 1.357%
 不合格      96.1%


 「勉強の方法さえ間違えなければ短期合格が可能」

 3年以内のいわゆる短期合格者は、受験者数100人の内1.4人しかいません。
 これが説明では「多い」と表現されています。合格者の中で一定の人数がいる、という意味での「多い」だと思いますが、いちいちそんな注釈は入っていません。
 そして知識問題が多いから云々書いてありますが、それは「勉強の方法さえ間違えなければ」短期合格できる根拠になるのでしょうか。
 いやよく見ると、「短期合格が可能」としか書かれていません。
 可能って、不可能でなければ可能ですからね・・・。
 

 もちろん、専業か兼業かの違い、モチベーションを維持しつつ2年目、3年目と地力アップしていけば、こんな確率論では収まりませんし、また、よく言われるように、受験者全員が真剣に受験しているわけではないので、ちゃんと試験と向き合っている方はもっと確率は高いでしょう。
 実際に、一発合格者も2・3回合格者も周りにいます。

 しかし、少なくともデータの取り上げ方が受講へ誘導させるものであることははっきりしています。
 

 一度勉強に入ると、目の前の課題をこなすことに精一杯になります。
 引き返すことはなかなかできません。多額の授業料を払った方はなおさらです。

 全てが初めてのことなのでとても難しいのですが、出来る限り、挑戦を始める前に冷静な分析をされて、ある程度確度のある見込みをもって臨まれることをお勧めします。
 
 そうすると、後々、当初の見込みと現実とのギャップに苦しまずに済みます。
 私が結構苦しんだ方なので、そういう体験を通してのアドバイスです。
 遅くとも3回目で合格すると本気で思っていましたから。兼業で。
 いろんな情報を仕入れる中で、刷り込まれたんだと思います。
 恥ずかしい限りです。
 
 予備校の宣伝以外の、先輩方の生の声を聴くことも重要だと思います。
 独学で合格された方も意外にいます(私は予備校を勧めますが)。

 近くにそういった方がいない場合は、こういった書籍も出ていますので、参考にされてください。
 私も2年目ぐらいに一読しましたが、予備校ではないところが発行しているということが一つと、一人一人の体験記が詳細に書かれていますので、それぞれの背景や生活状況なども含めて参考にできますので、お勧めします。毎年新版を出しているみたいなので一定の需要があるようです。

 



最後に

 私がブログを始めた頃に、年代別の合格率データが公表されていない、という記事を書いた際、そんなこと気にするなら受けない方がいい、みたいなコメントをいただきました。

 まあ、一つのネタ的な記事ではありましたが、なかなか予想外の反応だったので良く覚えています。

 自分の立ち位置を見たい、合格可能性はどれぐらい?って考えるのは普通だと思うんだけど・・・、と思ったりしたものですが、そんなことを思った私自身も、振り返れば当時自分の合格見込みをほとんど分析できていなかった状態でありましたので、今思うと恥ずかしい限りです。

 




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最終合格


 無事、最終合格していました。
 
 親戚やら友達やら、心配をおかけした皆様に一通り連絡を終えたところです。


 ちらっと法務省発表のPDFを確認したら、筆記合格者と最終合格者の数には、やっぱり3名の差があります。

 口述試験には、前年の筆記合格者が受験する場合もあると思いますので、もしかしたら筆記合格→口述不合格している人はもっといるのかもしれません。

 もちろん口述試験に出席しなかった人もいると思いますが、それが何人かわかりませんので、いろんな憶測をよんでしまうんでしょう。
 そして、やっぱり口述試験も徒手空拳で臨むわけにいかない、ということになるんですね。

 それでもその確率は限りなく小さいわけで、まあ、前にも書きましたが、それなりの準備はしておく、というのが一番いいと思います。
 私ぐらいの準備をすれば、十分受け答えができ、今日の発表が不安になるようなことはありませんでした。(詳細はこちら→ 口述試験無事出席


 さて、ここからが本番です。
 もはや喜びはほとんど消えてしまい、「やってやるぞ」と「不安」が交錯した状態です。






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総括 : 竹下合格システム

竹下合格システム
 
 私は、竹下合格システムの1年3か月コースを申し込んだところから受験生活がスタートしました。

 当時はこのコースが主流だったと思うのですが、現在は20か月コースがメインになっているみたいです。

 正直、兼業で1年3か月はかなりきつかったです。というか無理でした。
 20か月というのは妥当なところではないでしょうか。



 私は、4回とも、竹下合格システムの講義をベースに、デュープロセス(テキスト)と直前チェックをメインにしてそれを貫きました。
  
 まず、途中でテキストを変えなかったことは良かったと思います。
 他の芝生(テキスト)が青く見える時期はあるもので、迷った挙句に変えてしまう方もいるとは思いますが、デメリットが大きいので、よくよく検討して、メリットが上回ることを見極めたうえで変更された方が良いと思います。

 なにしろ、マーカーや書き込みなど全部やり直しです。このページのこの辺に記載があったな、というようなせっかくの記憶の定着もご破算です。
 新しい、図表や言い回しに慣れる時間も必要になります。
 前のテキストと記憶が干渉することも十分考えられます。

 多少の不満は目をつぶった方が得策だと思います。

 私も、不満はありました。
 
 特に、LECのブレークスルーが市販されてからは、かなり迷いました。
 立ち読みすると、分かりやすい・図表も良さそう・余白が大きいので書き込みまくれそう、デュープロセスにない判例、論点がある、など、良いことだらけしか見えてきません。

 会社法は、28年度から難化していますので、直前チェックを含めても、内容の少なさ(竹下講師の絞り方)にかなり不安になりました。何しろ、デュープロセスは会社法と商業登記法を合わせて1冊でしたので(その後、さすがに2分冊になりました)。
 
 しかし、出来る限り基本は変えずに、足りないところは補足で購入する形で、ツギハギしていった方が良い、というのが私の結論です。理由は前述のデメリットが大きすぎるからです。
 それでも変えるなら、スポット的に科目ごとで判断した方がリスクは少ないです。

 私は、結局テキストは浮気しませんでした。
 

  
 竹下講師の講義のイメージについては、ずいぶん前に書きました。
 今思い起こすよりも、当時の記事を見ていただいた方が、よりリアルだと思いますのでここでは割愛します。

 今思うと、可もなく不可もなく、という感じです。
 理解できない、ということはありませんし、ある程度知識の定着を図る講義だったと思います。

 しかし、なにしろ、他の講師の初級講座を受けていないので比較のしようがないです。
 ほとんどのみなさんがそうだと思うので、どの講座がいいのか、というのは永遠の課題のような気がします。

 LECの根本講師の講義なんかは、「寸劇織り交ぜて記憶に残りやすい」という評判ですが、私は模擬講座を受けたり、答練で解説講義を受けてみて、自分に合っているとは思いませんでした。
 Wの姫野講師も答練で解説講義を受けてみて、全く私に合いませんでした。
 LECの吉澤講師はかなりハマりましたが、答練記述の解説講義のみなのでそこまでしかわかりません。

 そのあたりを考えると、竹下講師はまあまあ合ってたのかな、という感じです。


 次に、教材「デュープロセス」「直前チェック」「ブリッジ」がどうだったか。

 デュープロセスは、非常にコンパクトにまとめられています。

 学習幅を広げ過ぎることに対して、かなり否定的な講師ですので、その意向が思い切り出ています。

 いま流行りの理解しやすさを追求するタイプのものではなく、試験にでるところを淡々と触れている感じです。
 図表も多くはなく、言ってみれば、無味乾燥なタイプです。

 はいり口は少しきついかもしれませんが、淡々と回すには良いです。
 そして、それは何度も繰り返すほど実感できます。

 デュープロセス 一覧(TAC出版)



 直前チェックは、とても良いと思います。
 直前チェックで聞かれる論点をそらで言えるまで行けばかなりの実力が付いているはずです。
 ただ、やはりこれも、はいり口は結構きついです。簡潔過ぎる「問い」が多いので、最初の頃はそらで答えろと言われても、きつくストレスがたまりました。

 これも何回も回してナンボだと思います。
(結局、これは、どのテキストもそうかもしれませんが)

 直前チェック 一覧(TAC出版)
 


 「ブリッジ」について

 記述と、登記法の択一を同時に対策するのがこの本の特徴です。

 とてもわかりやすいと思います。
 まさに、橋渡し役です。
 
 ただ、記述の書式は、少ないです。

 竹下講師曰く、これを完璧にすれば十分、ということですが、私は書式集は別に購入された方がいいと思います。

 私は、3回目受験時、LEC海野講師の雛形コレクションを追加しました。

 

 

 結果としては、大正解です。というか、私にとっては必読でした。

 追加した教材で一番の当たりでした。
 
 感想を羅列すると、「書式収録数が多く安心感あり、なのに結構回しやすい、択一既出のマイナー書式があるので、択一の理解にもつながる」など。

 ただ、初級講座を受けている時期は、講座をしっかりやりきるだけで精一杯だと思いますので、こういう書籍を増やすことが逆効果になる可能性もあることは申し上げておきます。


 ブリッジに話を戻しまして、ブリッジは総じてわかりやすいのですが(竹下教材の中で一番わかりやすいと思います)、ブリッジ実践編の問題において、問いの中の登記事項が分かりづらい、というのがあります。
 かなり簡略化して書いてあります。

 竹下講師が言う通り、最低でも過去問を10年ぐらいやっておかないと、本試験の出され方はわかりません。

 ブリッジ 一覧 (TAC出版)


 
 最後に、竹下合格講座。

 仕上げ的な講座です。
 直前チェックを使って進めていきます。

 中上級講座としての位置づけのようですが、初級講座にもセットで組まれています。

 初年度の時点では、私はとにかく付いていけませんでした。
 圧倒的に勉強時間が足りていなかったので、その前提となる理解が出来ていなかったからです。

 次年度になり、講義DVDを見返しましたが、この講義は、直前チェックを一緒にチェックしていくみたいな感じです。
 チェック項目ごとに、「ここでこれを覚えていないのはまずい、これはこれからで大丈夫」とかの判断を竹下講師がやっていきますので、ペースメーカー的な講義だと思います。
 人によっては不要と感じる人もいるでしょう。




 最後になりますが、総じて竹下講師の講座は教材含めどうだったのか。


 私は「竹下合格システム」を基本にして合格した、と言う事実があります。
 合格した、というだけでも、一定の評価はできるように思います。
 
 しかし、短期合格ではありません。
 短期合格を可能にする講座がうたい文句なので(全部そうか)、それは達成されていません。 

 4回目だった今回は、LECの答練が結構しっくりハマったのも大きかったと思っています。


 こんな結論で申し訳ないのですが、評価ができない、というのが正直なところです。

 これはいいよ!はまったよ!という評価はできないけれど、標準的に合格しました、という事実で勘弁してください。


 前にも紹介させていただいた記憶がありますが、講師の”人となり”を理解する参考になりますので、竹下講座の受講を決める前に(大金はたく前に)読んでおくことをお勧めします。

 竹下流合格ロード
  竹下流 合格ロード 短期合格へのタイムスケジュール 〈第6版〉
 






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